連載 成長期のスポーツ外傷・障害と落とし穴・3
足部(2)
山本 惠太郎
1
,
帖佐 悦男
1
1宮崎大学医学部整形外科
pp.52-55
発行日 2011年1月25日
Published Date 2011/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101876
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診断のポイント
先月同様に足部の障害である.本例の診断のポイントは,まず,問診による詳細な病歴や自覚症状(安静時痛の有無など)の聴取である.次いで,外見上での腫れの有無やアライメント異常(外反母趾や扁平足など)を診て,動作時またはストレッチ時痛などをチェックする.局所の圧痛を調べる場合は,患者の訴えた疼痛部位を最後に回し,丹念に診るべきである.次いで,画像検査として単純X線からエコー,CT,MRIなどで順次診断を進める.
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