座談会
ロコモティブシンドローム
富田 勝郎
1
,
中村 耕三
2,3
,
藤野 圭司
4,5
,
帖佐 悦男
6
,
石橋 英明
7,8
1金沢大学附属病院
2東京大学大学院
3日本整形外科学会
4藤野整形外科医院
5日本臨床整形外科学会
6宮崎大学医学部
7伊奈病院整形外科
8NPO法人高齢者運動器疾患研究所
pp.943-952
発行日 2010年10月25日
Published Date 2010/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101824
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■「ロコモ」誕生
富田 今年は「Bone & Joint Decade」最後の年ですが,2000年のスタート時にはまだロコモティブ・シンドローム(ロコモ)という概念はなく,また運動器という言葉さえも馴染みがありませんでした.それが,中村先生が2008年頃から「ロコモ」を提唱され,Bone & Joint Decadeの完成形とされました.とてもうれしいことです.
まず中村先生に,どうやって「ロコモ」にたどり着いたのかをお話しください.
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