視座
成長期のスポーツ外傷・障害予防への積極的関与
立入 克敏
1
1たちいり整形外科
pp.1167-1169
発行日 2007年12月25日
Published Date 2007/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101179
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スポーツ外傷・障害のために,われわれ整形外科医の診療を求める子どもたちが後を絶たない.多くの先達が,その治療や予防のために,研究・教育・臨床に多大の尽力を払ってきたのに,である.われわれ整形外科医は今,先輩の方々が残してくれた実績に加えて,現在得られる多くの知見を基に,成長期のスポーツ外傷・障害の予防に積極的に取り組まなければならない.
今や,整形外科関係の学会・研究会は数多く開催され,そこでは基礎的な研究から得られた新たな知見,新たな治療法,臨床成績等々,素晴らしい成果が明らかになっている.それらのスポーツ外傷・障害の治療や予防に関する価値ある学術的成果が,一般国民,特に子どもたちやスポーツ現場になかなか届かないのが現状であろう.
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