Japanese
English
誌上シンポジウム 人工股関節手術における骨セメント使用時の工夫と問題点
Impaction bone graft(IBG)併用セメントカップ臼蓋再建術
Acetabular Reconstruction with Impacted Bone Graft and a Cemented Cup
片山 直行
1
Naoyuki Katayama
1
1北海道整形外科記念病院
1Hokkaido Orthopaedic Memorial Hospital
キーワード:
acetabular reconstruction
,
臼蓋再建術
,
impaction bone graft
,
骨片打ち込み骨移植
,
cemented cup
,
セメントカップ
Keyword:
acetabular reconstruction
,
臼蓋再建術
,
impaction bone graft
,
骨片打ち込み骨移植
,
cemented cup
,
セメントカップ
pp.667-672
発行日 2007年7月25日
Published Date 2007/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101088
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人工股関節全置換術(THA)の普及に伴い再置換術も増加傾向にある.再置換術にいたる理由としては,弛み,骨溶解,反復脱臼,人工骨頭の移動,感染などがある.なかでも巨大骨欠損を伴った例の再置換術は困難を極める.われわれはこのような症例に対し,臼蓋側,大腿骨側ともにimpaction bone graft法(IBG)を用いて対処してきた.また 関節リウマチ(RA) などによる臼底突出症に対する初回THAでもIBGによる臼蓋再建を行ってきた.ここではIBGを併用したセメントカップによる臼蓋再建術のうち1年以上経過した70関節について検討する.
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