連載 小児の整形外科疾患をどう診るか?─実際にあった家族からの相談事例に答えて・1【新連載】
先天性内反足例
亀ヶ谷 真琴
1
1千葉県こども病院整形外科
pp.432-433
発行日 2007年5月25日
Published Date 2007/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101043
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今回「小児の整形外科疾患をどう診るか?」を連載することになりました.
近年の少子高齢化に伴う需要と供給の関係から,整形外科領域における経験と知識の偏在は避けがたい状況にあります.5年前から,千葉県こども病院のホームページを通してメール相談を行っていますが,その内容は時勢を反映し,以前であれば整形外科医の誰もが経験した先天性股関節脱臼,先天性内反足,筋性斜頚と言った代表的疾患に関する問い合わせが上位を占めています.本企画では,研修医や若い先生方が日常診療で役立てられるよう,実際のメール相談内容,標準的な回答,その解説の三本立てで進めていきたいと思っております.
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