Japanese
English
臨床報告・1
鼠径ヘルニア内虫垂嵌頓にProlenei® Hernia Systemを用いた1例
A case of inguinal hernia with incarceration of the appendix successfully treated with Prolenei® Hernia System
岸渕 正典
1
,
柳生 俊夫
1
,
山崎 誠
1
,
万井 真理子
1
,
西 敏夫
1
,
川崎 勝弘
1
,
弥生 恵司
1
,
加藤 充
2
Masanori KISHIBUCHI
1
1市立貝塚病院外科
2市立貝塚病院病理
キーワード:
鼠径ヘルニア嵌頓
,
虫垂
,
Prolenei® Hernia System
Keyword:
鼠径ヘルニア嵌頓
,
虫垂
,
Prolenei® Hernia System
pp.117-120
発行日 2002年1月20日
Published Date 2002/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904763
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はじめに
鼠径ヘルニア嵌頓は比較的多く遭遇する疾患であるが,その大部分は小腸や大網であり,虫垂の嵌頓例はきわめて稀である1〜3).今回,筆者らは鼠径ヘルニアに虫垂の嵌頓と腹腔内膿瘍を認めた症例に対して,Prolenei® Hernia Systemを用いたヘルニア根治術が有用であった1例を経験したので,若干の文献的考察を含めて報告する.
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