Japanese
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特集 最先端の外科医療
外科領域におけるテレサージェリーの現況
Current status on telesurgery
貝羽 義浩
1
,
黒川 良望
1
,
大橋 秀一
2
,
里見 進
2
Yoshihiro KAIWA
1
1東北大学大学院医学系研究科先進外科
2健保連大阪中央病院外科
キーワード:
テレサージェリー
,
遠隔手術支援
,
遠隔医療
,
内視鏡手術
Keyword:
テレサージェリー
,
遠隔手術支援
,
遠隔医療
,
内視鏡手術
pp.21-24
発行日 2002年1月20日
Published Date 2002/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904744
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テレサージェリーとは,遠隔地から手術を指導する遠隔手術支援(tele-mentoring)とロボットにより遠隔操作で手術を行うrobotic surgeryの2つの要素を中心にした通信技術の外科分野応用をいう.遠隔手術支援は,エキスパートが移動せずに手術の指導が可能で,地理的制限を超越できるため,離島や僻地の患者・医師のみならず,大都市の患者・医師にも大きなメリットをもたらす.現在,ISDN 3回線を用いた画像伝送手段を用いている施設が多いが,近い将来光ファイバーが主流となることが予想される.テレサージェリーは保険診療,費用負担など法的,社会的問題があり,いまだ一般化していないが,これらの問題を解決し,早急な全国的普及が望まれる.
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