外科医に必要な眼科common diseaseの知識・10
視力と屈折異常
澤 充
1
Mitsuru SAWA
1
1日本大学医学部眼科
pp.520-522
発行日 2001年4月20日
Published Date 2001/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904434
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はじめに
屈折異常,斜視・弱視は視力,色覚異常は色の感覚に関係する内容である.これらは他の器質的眼疾患とは異なり,視機能(物を見る機能)として分類される事象である.これらの問題を述べる前に視覚について概説する.
物を見る機能の基本である視覚は光覚,色覚,視的空間覚の3つの要素からなる(Hering).
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