特集 外来診療・小外科マニュアル
Ⅵ.直腸・肛門
71.化膿性汗腺炎
鈴木 和徳
1
Kazunori SUZUKI
1
1松島病院大腸肛門病センター
pp.196-197
発行日 1997年10月30日
Published Date 1997/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902948
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肛囲部に発症する化膿性汗腺炎は,アポクリン腺,皮脂腺などの感染により引き起こされ,局所的要因,先天的素因,後天的因子とあいまって,慢性的に経過する皮膚,皮下組織の化膿性炎症で,散在性,びまん性,進行性に広がり,肛囲部膿皮症の病像を呈し,hydradenitis suppurativa chronicaと呼ばれる.20歳,30歳代の青年男性にみられることが多い.
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