Japanese
English
臨床報告・1
術前診断に穿刺吸引細胞診が有用であった若年者顔面の汗腺癌の1例
A case of sweat gland cancer in the face of young man successfully diagnosed by aspiration cytology
宮本 康二
1
,
角田 明美
2
,
北山 美佳
2
,
大野 あけみ
2
,
池田 庸子
2
,
牧本 和生
3
Koji MIYAMOTO
1
1松波総合病院外科
2松波総合病院病理
3福井医科大学第1外科
キーワード:
汗腺癌
,
穿刺吸引細胞診
Keyword:
汗腺癌
,
穿刺吸引細胞診
pp.1219-1222
発行日 1997年9月20日
Published Date 1997/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902849
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はじめに
汗腺癌は一般的に皮膚科で扱われることが多く,外科医は遭遇する機会が少ないため診断が区難なことも多い.今回われわれは,穿刺吸引細胞診により,生検することなく術前より皮膚付属器の腺腫または悪性腫瘍を疑い,切除術を施行後も再発を認めない症例を経験したので報告する.
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