Japanese
English
臨床報告・1
腸閉塞で発症した肺癌肉腫多発性小腸転移の1例
A case of jejunal metastases from so-called carcinosarcoma of the lung, occuring as intestinal obstruction
小島 靖彦
1
,
松本 尚
1
,
竹川 茂
1
,
桐山 正人
1
,
津田 宏信
1
,
小林 昭彦
2
,
渡辺 騏七郎
3
Yasuhiko KOJIMA
1
1国立金沢病院外科
2国立金沢病院放射線科
3国立金沢病院研究検査科
キーワード：
肺癌肉腫
,
転移性小腸腫瘍
Keyword:
肺癌肉腫
,
転移性小腸腫瘍
pp.1619-1622
発行日 1995年12月20日
Published Date 1995/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902167
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はじめに
小腸の多発性悪性腫瘍は，比較的稀な疾患である1-4）．われわれは，最近，右肺上葉の癌肉腫が原発巣で，その肉腫成分のみが小腸に多発性に転移をきたし，腸閉塞を発症した稀な症例を経験したので，若干の文献的考察を加え報告する．
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