Japanese
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特集 乳癌診療—今日の話題
定型手術と拡大手術—その適応と治療成績
Radical mastectomy and extended radical mastectomy: indication and prognosis
冨永 健
1
,
稲田 一雄
1
,
戸井 雅和
1
,
林 和雄
1
1東京都立駒込病院外科
キーワード:
定型的乳房切除術
,
拡大乳房切除術
,
乳癌
Keyword:
定型的乳房切除術
,
拡大乳房切除術
,
乳癌
pp.55-62
発行日 1994年1月20日
Published Date 1994/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901459
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様々なclinical trialの結果を基盤とし,現在では定型乳切および拡大乳切の施行例は,われわれの施設も含めて激減しており,その適応自体のもつ意義も少なくなっていることも事実であろう.われわれの施設におけるStage IIおよびStage III群では定型乳切,拡大乳切,胸筋温存術の生存率にはほとんど差がなく,さらに詳細に検討した上で,あえてこれらの術式の適応を挙げれば,胸筋浸潤が疑われるものは定型手術の適応であり,また拡大手術の適応はこれといった適応は限定できないものの,胸骨傍リンパ節生検は予後を知る上で有用と考えられた.
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