Japanese
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特集 いまイレウスを診療する
D イレウス:Selected Topics
処置を急ぐ小児イレウス
The diagnosis and treatment of strangulated intestinal obstruction in children
蛇口 達造
1
,
加藤 哲夫
1
,
小山 研二
1
Tatsuzo HEBIGUCHI
1
1秋田大学医学部第1外科
pp.776-779
発行日 1992年6月20日
Published Date 1992/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900831
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ポイント:処置を急ぐ小児絞扼性イレウスの原因,診断および治療の概要を示し,うち頻度の高い中腸軸捻転合併腸回転異常症,腸重積症,外鼠径ヘルニア嵌頓の治療を詳述した.発症年齢が早いほど先天性イレウスを念頭におき速やかに診断することで,絞扼性イレウスでの腸管壊死による短小腸と穿孔性腹膜炎を防止することが患児の生命的予後をよくすることを強調した.
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