Japanese
English
臨床報告
術前局在診断にbolus computed tomographyが有効であったインスリノーマの1例
A case of insulinoma detected usefully by bolus computed tomography on the diagnosis of preoperative localization
近藤 秀則
1
,
河田 憲幸
1
,
近藤 正美
1
,
柏野 博正
2
,
三村 久
2
,
折田 薫三
2
Hidenori KONDO
1
1近藤病院外科
2岡山大学医学部第1外科
pp.921-924
発行日 1990年7月20日
Published Date 1990/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900149
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はじめに
インスリノーマは膵Langerhans島B細胞原性のインスリン自律分泌を来す膵内分泌腫瘍である.本腫瘍は小さいものが多く,外科手術においては確実な局在診断が重要である1).最近,われわれはインスリノーマの1例を経験し,その術前局在診断にbolus computed tomography(以下,bolus CT)が有効であったので報告する.
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