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特集 Acute Care Surgery入門
外傷対応の基礎知識
Acute Care Surgery(外傷)に求められる画像診断の種類とタイミング
Selection and timing of diagnostic imaging for traumatic acute care surgery
真弓 俊彦
1
,
藤岡 奈加子
1
,
茂野 綾美
2
,
二神 紘美
2
,
大西 伸也
2
,
宮尾 大樹
2
,
中島 紳史
2
,
黒木 雄一
2
,
大須賀 章倫
2
Toshihiko MAYUMI
1
1中京病院ICU
2中京病院救急科
キーワード:
Acute Care Surgery
,
FAST
,
FACT
,
ハイブリッドER
Keyword:
Acute Care Surgery
,
FAST
,
FACT
,
ハイブリッドER
pp.1225-1227
発行日 2024年11月20日
Published Date 2024/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214734
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【ポイント】
◆ベッドサイドで施行できない画像診断を行う前には,状態の安定化を試みる.
◆超音波検査は,ベッドサイドで実施でき,疾患の診断以外に心機能,血管内volume,胸腹水の有無などの病態の把握も可能で精通しておく.
◆CTと血管造影が可能なハイブリッドERは,ショック状態でも外傷パンスキャンが施行でき,また,手技後の評価も即座に可能で有用である.
◆外傷パンスキャンでは,FACTを含めた3段階読影を行う.
◆救急で撮影したCTにおいても,他部位を含めた正確な画像読影と適切な対処が求められている.
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