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特集 外科医が知っておくべき 肝胆膵腫瘍に対する薬物療法
胆道・膵臓
胆道癌に対する術後補助療法
Adjuvant therapy for resected biliary tract cancer
池田 公史
1
Masafumi IKEDA
1
1国立がん研究センター東病院肝胆膵内科
キーワード：
術後補助療法
,
S-1
,
カペシタビン
,
ASCOT
,
BILCAP
Keyword:
術後補助療法
,
S-1
,
カペシタビン
,
ASCOT
,
BILCAP
pp.757-762
発行日 2024年7月20日
Published Date 2024/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214581
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【ポイント】
◆切除後の補助療法として，日本ではS-1 6か月の服用が推奨される．
◆S-1群の3年生存割合は77.1%であり，経過観察群と比べて約10%良好で〔ハザード比（HR）0.69, 95%信頼区間（CI）0.51-0.94；p＝0.0080〕，3年無再発生存割合は62.4%であり，経過観察群と比べて約12%良好であった（HR 0.80, 95% CI 0.61-1.04；p＝0.088）．
◆S-1の主な有害事象は骨髄抑制，肝機能障害，疲労，食欲不振，皮膚の色素沈着過剰などであった．
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