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特集 外科医必携 緊急対応が必要な大腸疾患
大腸癌診療での緊急対応
閉塞性大腸癌に対する緊急手術の適応と留意点
Indications and considerations of emergency surgery for obstructive colorectal cancer
田中 佑典
1
,
塩見 明生
1
,
賀川 弘康
1
,
日野 仁嗣
1
,
眞部 祥一
1
,
山岡 雄祐
1
Yusuke TANAKA
1
1静岡県立静岡がんセンター大腸外科
キーワード:
閉塞性大腸癌
,
緊急手術
,
腹腔鏡手術
Keyword:
閉塞性大腸癌
,
緊急手術
,
腹腔鏡手術
pp.1277-1281
発行日 2022年11月20日
Published Date 2022/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213936
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【ポイント】
◆閉塞性大腸癌に対する腹腔鏡下の緊急手術は,腸管拡張による視野確保の困難さ,腸管浮腫による腸管の脆弱性のため,副損傷に十分注意する必要がある.
◆二期的な根治手術を想定して人工肛門造設をする場合,原発巣切除時の腸管再建や尿路再建の方法,脾彎曲授動の要否,ポートサイトなどを考慮して造設部位を決定する.
◆根治性の有無や腫瘍の局在に応じた治療戦略を基本としながらも,患者の全身状態を加味し,総合的に術式を判断する必要がある.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年11月末まで)。
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