私の工夫
腹腔鏡下閉鎖孔ヘルニア修復術の手術手技と工夫
蜂谷 裕之
1
,
渋谷 紀介
1
,
多胡 和馬
1
,
髙木 和俊
1
,
石塚 満
1
,
窪田 敬一
1
Hiroyuki HACHIYA
1
1獨協医科大学病院第二外科
キーワード:
閉鎖孔ヘルニア
,
大腿ヘルニア
,
腹腔鏡下ヘルニア修復術
Keyword:
閉鎖孔ヘルニア
,
大腿ヘルニア
,
腹腔鏡下ヘルニア修復術
pp.384-386
発行日 2021年3月20日
Published Date 2021/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213305
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
【はじめに】
閉鎖孔ヘルニアは,高齢痩せ型の女性に好発し発生頻度は全腸管ヘルニアの0.1%と稀な疾患である.近年,閉鎖孔ヘルニアに対する腹腔鏡下ヘルニア修復術(transabdominal preperitoneal repair:TAPP)の報告が増えてきている.鼠径部ヘルニアのTAPP動画はよく散見されるが,閉鎖孔ヘルニアの修復動画は少ない.実際の術中写真や手術動画を参照することは,手術のイメージをつけやすく安全で確実な手術に繋がる.今回,腹腔鏡下閉鎖孔ヘルニア修復術の手術手技とTAPPをする際の私の工夫を報告させていただく.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年3月末まで)。
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.