Reduced Port Surgery—制限克服のための達人からの提言・12
RPSによる右半結腸切除術
平能 康充
1
,
石川 慎太郎
1
,
岡田 拓久
1
,
原 聖佳
1
,
近藤 宏佳
1
,
石井 利昌
1
,
山口 茂樹
1
Yasumitsu HIRANO
1
1埼玉医科大学国際医療センター消化器外科
pp.1499-1503
発行日 2018年12月20日
Published Date 2018/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212313
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はじめに
単孔式内視鏡手術を含めたreduced port surgery(RPS)を癌の根治術に適応する際に最も重要なことは,癌手術の原則を遵守し,これらの手技に起因した再発や合併症などを起こさないことと考える.これまでに筆者らは850例以上のRPS大腸切除を経験し,その安全性などに関して報告してきた1,2).本稿では右側結腸癌に対する単孔式内視鏡手術の右半結腸切除術の手術手技のコツやピットフォール,症例の選択などに関して述べる.
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