書評
—永井英司(編)—完全腹腔鏡下胃切除術—エキスパートに学ぶ体腔内再建法[DVD付]
二宮 基樹
1
1広島市立広島市民病院外科
pp.1144
発行日 2016年9月20日
Published Date 2016/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211301
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胃癌手術は郭清と再建から成る.郭清が不十分であれば長期予後を悪くするし,再建法が誤っていれば短期予後を悪くし時に致死的ともなり得る.
胃癌手術の最初の成功者がBillrothとされているのも,再建に成功し患者が術後状態から回復し経口摂取ができるようになり,日常生活に復帰し得たからである.
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