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特集 外科医に求められる積極的緩和医療—延命と症状緩和の狭間で
知っておきたい緩和医療の積極的介入法
がん性疼痛に対する神経ブロック療法
Nerve blocks for cancer pain
春原 啓一
1
,
西脇 公俊
2
Keiichi SUNOHARA
1
,
Kimitoshi NISHIWAKI
2
1名古屋市立東部医療センター疼痛緩和支持治療科
2名古屋大学麻酔・蘇生医学分野
pp.1500-1508
発行日 2015年12月20日
Published Date 2015/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211022
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【ポイント】
◆がん疼痛治療の第一選択は薬物療法であるが,そのどの時期においても神経ブロック療法の適応が考慮されるべきである.
◆CTガイド,超音波ガイド下神経ブロックや高周波電流による熱凝固法など,より安全なブロック療法が行われるようになってきた.
◆ブロック療法に際しては,患者・家族との良好なコミュニケーション,十分な病状の説明とブロック療法に関する正しい理解に基づく治療選択の支援が必要である.
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