Japanese
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特集 肛門疾患治療の現況
外来における診察と処置
Diagnosis and treatment:Ambulatory care
吉田 鉄郎
1
Tetsuro YOSHIDA
1
1吉田病院
pp.1589-1596
発行日 1989年10月20日
Published Date 1989/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210528
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外来で肝門疾患を診察するに当り最も大切なことは,1つは患者の訴えを十分時間をかけて聞き,詳細な問診をとることである.これにより大よそ診断がついてしまう.次に大切なのは肛門直腸の指診である,特に肛門疾患に併発している微細な直腸病変を見逃さないよう,患者に苦痛を与えない指診の技術を身につけなくてはならない.
そして,坐薬などの薬剤では治らないが,入院して手術するほどではない中間の症例の多くは,注射療法,ゴム輪結紮,凍結療法,赤外線凝固療法,stretching,その他の小手術を駆使して外来通院で治療することができる.
外来における肛門疾患の診察の手順と外来でできる処置について述べた.
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