カラーグラフ Practice of Endoscopy
食道内視鏡シリーズ・Ⅳ
食道表在癌—sm癌
幕内 博康
1,2
,
町村 貴郎
1
,
杉原 隆
1
,
三富 利夫
1
,
山崎 栄龍
2
,
熊谷 義也
3
Hiroyasu MAKUUCHI
1,2
1東海大学医学部第2外科
2慶応がんセンター
3厚生事業団三越診療所
pp.11-14
発行日 1989年1月20日
Published Date 1989/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210253
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はじめに
近年,食道表在癌の発見例が急速に増加している.その理由は,食道胃同時X線検診の普及と直視の細径ファイバースコープの普及によるものと思われる.この表在癌の増加に加え,手術,放射線,化学療法等治療面での進歩も著しく,極めて不良であった食道癌の予後が改善されるのではないかと期待されている.
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