Japanese
English
臨床報告
頸部迷走神経に発生した悪性神経鞘腫の1例
A case of malignant schwannoma in the cervical region
六角 裕一
1
,
円谷 博
1
,
鈴木 正人
1
,
石井 芳正
1
,
土屋 敦雄
1
,
阿部 力哉
1
Yuichi ROKKAKU
1
1福島県立医科大学第2外科
pp.2009-2012
発行日 1987年12月20日
Published Date 1987/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209894
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はじめに
Von Recklinghausen病(以下R病と略す)は皮膚および末梢神経に発生する神経線維腫,café au lait spotを主徴とし,骨格系,中枢神経系などに多彩な症候を呈する遺伝性疾患であるが,その合併症の1つとして悪性神経鞘腫の発生がある,われわれはR病に伴つた頸部迷走神経由来の悪性神経鞘腫を経験したので報告し,その臨床像,診断などについて若干の考察を加えた.
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