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特集 外科医のための超音波応用診断手技
超音波内視鏡診断のテクニック—結腸・直腸
Technique of the endoscopic ultrasonography; colon and rectum
小西 文雄
1
,
洲之内 広紀
2
,
武藤 徹一郎
2
Fumio KONISHI
1
,
Kouki SUNOUCHI
2
,
Tetsuichiro MUTO
2
1自治医科大学消化器一般外科
2東京大学医学部第1外科
pp.577-584
発行日 1987年5月20日
Published Date 1987/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209684
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上部消化管の病変に対して用いられて来た超音波内視鏡装置は,大腸においても,癌の深達度診断やリンパ節転移の診断を目的として用いられている.超音波内視鏡により大腸壁の層構造が描出され,精度の高い深達度診断が可能であり,治療方針の決定に有用である.しかし,現在市販されている装置では,S状結腸より口側への挿入が技術的に困難である.この点,今後,装置の改良がなされるべきである.
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