特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅰ.術前・術後管理における薬物療法の実際
腎・尿路結石手術
町田 豊平
1
1東京慈恵会医科大学泌尿器科
pp.717-718
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209351
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□術前管理における薬物療法
1.疼痛発作のみられるとき
患側腰背部の疼痛が鈍痛ならブスコパン®錠か,複合ブスコパン錠®6T/分3の内服,疝痛発作時では,ブスコパン®20mgを20%糖20 mlに,あるいは同40 mgを500 mlの生理食塩水で点滴静注する.患部の温湿布は痛みの軽減によい.
疝痛発作が続くときは,ペンタゾシン30mgの筋注か静注,あるいはときにオピアト10〜20 mgの筋注を必要とする.
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