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文献抄録
胆管胆管吻合—比較的安全な肝移植手技
Choledochocholedochostomy, a relatively safe procedure in ortlzotopic liver transplantation
尾沢 巌
1
1慶応大学医学部外科
pp.455
発行日 1986年4月20日
Published Date 1986/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209294
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Groningen大学では1979年から31例に肝移植を行つたが,そのうち19例は生存しており,11例は1年から4年半の長期生存している.
胆道再建は,肝移植のアキレス腱である.胆道再建には,胆嚢空腸吻合,胆管空腸吻合(Roux-en-Y),胆嚢導管を用いる方法が行われているが,Groningen大学では胆道再建には胆管胆管吻合を用いる方針である.すなわち成人の29例はすべて胆管胆管吻合を行い,2例の小児には,胆嚢導管による吻合と胆管空腸吻合を行つた.
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