Japanese
English
臨床報告
激症型アメーバ性大腸炎の1例
A case of fulminant amoebic dysentery
北村 和也
1
,
桑田 克也
1
,
佐々木 義文
1
,
石川 孝
1
,
蒲池 正浩
1
,
渡辺 信介
1
,
小林 忠男
2
Kazuya KITAMURA
1
1済生会滋賀県病院外科
2済生会滋賀県病院病理検査科
pp.439-442
発行日 1985年3月20日
Published Date 1985/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208976
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はじめに
赤痢アメーバによる大腸炎の中には,極めて稀ではあるが,急激に進行し,穿孔性腹膜炎を併発するものがある.このような経過をとるものは,診断が遅れ,予後の不良なものが多い.われわれは,最近,大腸全域が壊死に陥り,不幸な転帰をとつた1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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