Japanese
English
特集 最近の経腸栄養法と外科
最近の経腸栄養剤とその特徴
Current characteristics of enteral nutrition
畠山 勝義
1
,
小山 真
1
,
山本 睦生
1
,
武藤 輝一
1
Katsuyoshi HATAKEYAMA
1
1新潟大学医学部第1外科
pp.23-31
発行日 1985年1月20日
Published Date 1985/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208905
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
経腸栄養剤には大きく分類すると自然(または天然)流動食と人工濃厚流動食がある.前者はさらに普通流動食,ミキサー食,天然濃厚流動食に分けられるが,種々の理由により今日これらを用いる機会は少なくなつている.その反面,人工濃厚流動食はその組成が自由に変えられるという利点より多種のものが市販されており,特にelemental dietによるenteral hyperalimentationという概念が導入されて以来,intravenous hy—peralimentationと匹敵する栄養法として注目され,広く使用されるに至つている.しかしこれらの名称と定義に多少の混乱があるのが現状であるので,ここでは現時点での私どもの見解による分類を示しながら,それらの特徴を述べてみる.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.