Japanese
English
臨床報告
胆道内視鏡によつて発見された総胆管良性腫瘍の1例
Benign tumor of the common bile duct detected by intraoperative choledochoscopy:case report
正田 裕一
1
,
小暮 洋暉
1
,
堀川 知
1
,
佐藤 直毅
1
,
門馬 公経
1
,
門脇 淳
1
,
石川 宏
1
,
田島 芳雄
1
,
菅谷 仁
2
,
原田 尚
2
Yuichi SHODA
1
1獨協医科大学第2外科
2獨協医科大学第2内科
pp.1335-1339
発行日 1980年9月20日
Published Date 1980/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207521
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はじめに
肝外胆管の良性腫瘍は極めて稀な疾患であり,特有な臨床所見はなく,偶然に発見され外科的治療の対象となつていることが多いが,その経過や治療法などは,症例によつてかなり異なつている.
われわれは,総胆管胆石症の手術の際に,胆道鏡検査によつて偶然に総胆管の有茎性腫瘍を発見し,切除,検索する機会を得たので,文献的考察を加えて報告する.
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