座談会
血管外科の問題点—血管造影,動・静脈のあつかい方,救急処置
三島 好雄
1
,
古川 欽一
2
,
田辺 達三
3
,
草場 昭
4
,
上野 明
5
Yoshio MISHIMA
1
,
Kinichi FURUKAWA
2
,
Tatsuzo TANABE
3
,
Akira KUSABA
4
,
Akira UENO
5
1東京大学医学部第1外科
2東京医科大学第2外科
3北海道大学医学部第2外科
4九州大学医学部第2外科
5東京大学医学部胸部外科
pp.1570-1585
発行日 1972年11月20日
Published Date 1972/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205706
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近年,血管外科の領域においても,例えば診断に関して言えば,angiography,scintig-ramなどがルーチンに盛んに用いられるようになつてきた如く,その技術面,あるいは考え方においても目覚しい研究成果が実現しつつあるようです.本特集では血管外科のうちでも特に末梢血管の外科について,様々な先生方にそれらの現状をふまえて,細かい点にまでわたつて書いていただきましたが,ここではそれらの論文の間隙を埋めるような意味で,第一線でご活躍の先生方に,その豊富なご経験を基に,①診断におけるangiogra-phyの問題,②動脈に関して,③静脈に関して,④救急処置,の4つの問題点にしぼつて自由に話合つていただきました.
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