特集 日常検査法の基礎知識と実技
血清学
補体のあつかい方
堀越 晃
1
1東京大学病院中央検査部
pp.1223-1225
発行日 1965年12月10日
Published Date 1965/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915855
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
補体は主に補体結合反応や溶菌反応などに用いられているが,その性質はきわめて複雑であり,あつかい方を充分に心得ていなければ,よい検査結果は得られない。
補体結合反応では,補体単位のとり方が検査結果に最も影響するので正しい補体価の測定をすることが大切である。ここでは梅毒補体結合反応である緒方法を中心に,補体についての実際的な取扱い方をのべてみよう。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.