座談会
外科診療と法律をめぐって
松倉 豊治
1
,
植松 正
2
,
牧野 永城
3
,
高田 利広
4
,
山本 亨
5
,
三宅 史郎
6
Toyoji MATUKURA
1
,
Tadashi UEMATSU
2
,
Eiki MAKINO
3
,
Toshihiro TAKADA
4
,
Toru YAMAMOTO
5
,
Shiro MIYAKE
6
1大阪大学法医学
2一ツ橋大学法学部
3聖路加国際病院外科
4東京都医師会
5目本大学医学部麻酔科
6日本大学病院企画室
pp.866-884
発行日 1971年6月20日
Published Date 1971/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205372
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最近の医療過誤・医事紛争の増加は,医療が社会的に果すべき使命と役割の重要性,その法律的責任の在り方について多くの根源的な問題を提起しています.外科領域においても,手術の危険性とその適応の再検討が要請されており,また日常診療においてメスを持つ医師としての倫理の確立が,あらためて強調されていますが,今回は医事法を担当されている先生方とともに,医師・患者関係の正しい在り方,その法律的解釈を追求しながら医事紛争の現状について話し合つていただきました.
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