Japanese
English
症例
兄弟にみられたOsteopoikilieの症例
Two cases of Osteopoikilosis seen in brothers
小泉 正夫
1
,
芦沢 哲也
1
Masao KOIZUMI
1
1東邦大学医学部整形外科教室
pp.1769-1774
発行日 1967年12月20日
Published Date 1967/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204484
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はじめに
1915年にAlbers Schönbergによつてはじめて発見され,まれなる骨の構造異常と題して報告されたが,1916年にはLedoux, Lehard, ChabaneixおよびDesseneらが,同一症例をそれぞれ報告して,ここにOsteopoikilieと命名された.
わが国では,1935年に松尾,永井によりはじめて,その1例が報告され,その後約8例程報ぜられているが,われわれが,渉猟しえた範囲では,兄弟に発生したものは,本邦ではほとんど認められない.
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