座談会
外傷に思う
斉藤 淏
1
,
佐野 圭司
2
,
白羽 弥右衛門
3
,
吉村 三郎
4
,
飯塚 積
5
1日本医科大学
2東京大学
3大阪市立大学
4監察医務院
5東京都済生会中央病院外科
pp.1200-1212
発行日 1966年9月20日
Published Date 1966/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204081
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斉藤(司会)本日の題"外傷に思う",これは島田日本外科学会会長がとりあげられたのですが,この学会でお3方が「頭部,胸部,腹部の外傷における特殊性」という特別講演をおやりになり,引続いて監察医の立場から吉村先生のお話を伺つたわけですけれども,この外科学会に来られなかつた臨床外科医もたくさんおりますし,第一線におられる方々のためにわかりやすく要点をもう一度お話していただきたい,こういうことで座談会を計画したわけなんです.まず各部の外傷について,それぞれお話を願つて,その特殊性を考えながら第一線の治療医はどうしたらいいか,どういうことを心がけたらいいか,というようなところへお話を持つていつていただきましようか.
まず佐野先生に頭部外傷についてお始め願わなきやならんことになりますね.(笑い)
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