Japanese
English
論説
腰椎麻酔の合併症について
Studies on the Complication following Spinal Anesthesia
三浦 光恵
1
,
進藤 和夫
2
,
今 充
2
,
鳴海 泰行
2
,
千田 龍芳
2
,
柴田 晉
2
Mitsue MIURA
1
1東北大学医学部木真外科教室
2弘前大学医学部大内外科教室
2Surgical Clinic of Prof. K.Oh-Uti , Faculty of Medicine, Hirosaki Universlty
pp.342-348
発行日 1963年3月20日
Published Date 1963/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203045
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まえがき
腰椎麻酔法は手技が簡単で,筋弛緩と無痛が得られること等で全身麻酔法の進歩した今日も,わが国では広く用いられている麻酔法である.しかしながら腰椎麻酔による合併症はしばしば発生し,また腰麻による手術にさいしては多少の疼痛は当然相伴なうもののごとく考えられている場合が多い.われわれはこれら合併症に関し,種々検討し麻酔に伴なう合併症がより少なくして,かつより効果的な腰麻法を追求し2,3の知見を得たので報告する.
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