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集談会
中栄 敏郎
1
,
倉西 久雄
2
,
坪川 孝志
3
,
野田 暉夫
3
,
荒木 欽平
3
,
中谷 欣二
4
,
門馬 良吉
5
,
寺畑 喜朔
5
,
綿谷 一郎
5
,
中島 昭男
5
,
木元 正二
6
,
松井 繁
3
,
小林 長
3
,
広瀬 竜夫
3
,
牧野 久弥
5
,
田崎 喜昭
5
,
三浦 勇
5
,
谷口 茂
7
,
大田 英夫
9
,
中川 栄一
9
,
仲井 信雄
9
,
小泉 嘉之
6
,
真岸 武郎
6
,
古野 美喜夫
6
,
村田 勇
7
,
中川 昭忠
7
,
吉友 睦彦
10
,
山中 通弘
10
,
篠崎 拓
10
,
奥田 幸造
11
,
藤田 健伍
3
,
松田 貞治
12
,
藤田 健五
12
,
泉 海一
12
,
塩谷 謙二
12
,
山田 浩
13
,
東田 紀彦
13
,
重信 弥八
14
,
志羽 孝
15
,
赤松 久郎
15
,
藤沢 正清
16
,
山本 信二郎
18
,
坪川 孝志
18
,
長田 文男
19
,
西山 好樹
19
,
中永 金弥
19
,
小野 孝
19
,
池端 昭夫
19
,
小田崎 喜昭
5
,
綿谷 一良
5
,
大和 一夫
5
,
柳瀬 茂宣
7
,
藤川 良文
7
,
小坂 政一
20
,
山崎 信
20
,
奥田 外来雄
20
,
平泉 逸郎
20
,
本庄 一夫
21
,
富村 義夫
22
,
内田 法光
22
,
菅 節士
23
,
飯島 嘉之
24
,
饗場 庄一
25
,
木内 啓之
26
,
林 久博
25
,
依光 好一郎
27
,
高田 準三
28
,
真山 信郎
29
,
有馬 道男
30
1宇出津病院
2金大第二外科
3金大第一外科
4金大整形外科
5国立金沢病院外科
6氷見厚生病院外科
7富山県立中央病外科
9市立小松病院
10黒部厚生病院外科
11富来病院
12金沢大学医学部卜部外科
13金沢大学医学部整形外科教室
14市立敦賀病院整形外科
15福井県立病院整形外科
16福井県済生会病院外科
18金沢大学医学部第一外科
19福井日赤病院外科
20福井県立病院
21金沢大学医学部第二外科
22日赤中央病院幕内外科
23国立東一病院外科
24千葉大中山外科
25群大渋沢外科
26国立東二病院外科
27日大今尾外科
28慈大高田外科
29慈大大井外科
30千大中山外科
pp.169-175
発行日 1961年2月20日
Published Date 1961/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202722
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第98回 北陸外科集談会
1."メッケル氏憩室内飜による回腸5筒型重積症の1例"
最近メッケル氏憩室内飜による回腸5筒型重積症を経験し,腸切除術により治癒せしめたので報告した.11歳の女児で,2〜3カ月間にわたり,しばしば腹痛を経験したが,さしたることもなく放置していた所某日早期より腹痛,漸次劇烈となり頻回の嘔吐を伴ない,午後になり臍部に移性の大きいバナナ型の腫瘤を形成すると共に虚脱状態に陥入り送院する.直ちに回腸重積症の疑いで開腹,回盲弁より約2cm口側に整復不能な下行性腸重積症を認め腸切除術を施行す.経過良行4週目に歩行退院す.切除標本は内翻したメッケル氏憩室を先行端とし,しかも5筒型を形成していたもので,未だ本邦に報告されたるを知らない稀有なる回腸重積症であつた.
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