Japanese
English
術技
骨端部損傷に対するステープルの応用
The use of staples for epiphyseal injuries
山谷 儔
1
,
平尾 隆義
1
,
西本 忠治
1
Hitoshi YAMAYA
1
,
Takayashi HIRAO
1
,
Tadaharu NISHIMOTO
1
1土佐市市立高岡病院外科
1The Tosa city hospital surgical Department
pp.675-679
発行日 1960年8月20日
Published Date 1960/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202629
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緒言
Staple(かすがい)は,Laneが1914年に骨折治療に用いたのを始めとして,Blountが長管骨の成長抑制に利用し,さらにNachlas(1950年)らは,脊柱側彎症の治療に,Burnsらは,足関節固定術に応用するなど,広範囲に用いられるようになつた.
我国でも,すでに,水野,島,玉井,諸富,津下,宮城等によつてその使用経験が報告されている.われわれも,Stapleを,主として,骨端部損傷に対して使用した.症例は僅かだがその結果を報告し,御批判を仰ぎたいと思う.
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