Japanese
English
症例
輸尿管吻合の治験例
A cured case of uretero-ureteral anastomosis
隅本 彰
1
,
谷向 茂作
1
Sumimoto Akira
1
,
Tanimukai Shigenari
1
1大阪大学医学部第1外科
1First Surgical Clinic, Osaka University, School of Medicine
pp.227-228
発行日 1957年3月20日
Published Date 1957/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201952
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- Abstract 文献概要
輸尿管は其解剖学的,位置的関係上,泌尿器科,婦人科,外科の手術に際し損傷を見る事が屡々であり,損傷時の処置に関し多くの研究がなされ尚輸尿管吻合術式に就いても種々研究されて居るが,輸尿管吻合術の人体の報告は少く日本に於ては木下1),赤岩2),安藤3)等の外2,3に過ぎない4)5).輸尿管外科の様な微細なる手術では操作複雑で少しの不注意も直ちに成績と予後に影響する.
こゝに経験した方法は簡単で確実と思われるので報告する.
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