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                                    外科集談会
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.492-493
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1955年7月20日
                  Published Date 1955/7/20
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201650
                
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- 文献概要
第537回東京外科集談会 30.5.21.
慈大大井外科 忍田 謹吾・他
1)食道,胃,十二指腸潰瘍の1例
25歳女子,上腹部痛.嘔吐,貧血,ヒスタミン過酸を示す食道,胃十二指腸潰瘍に対し胃全摘出術施行.食道潰瘍は食道粘膜と噴門腺との移行部に,胃潰瘍は胃底腺,幽門腺境界部に,十二指腸潰瘍は幽門腺,十二指腸粘膜境界部に夫々存在した.消化性潰瘍が同一因子により2っの相異なる粘膜の境界部に共存発生した稀な好例である.この中十二指腸のものは古く,食道のものは比較的新らしい.これ等境界部は抵抗減弱部であつて塩酸の作用にさらされて生ぜるもの.
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