Japanese
                                        English
                                    
                                
              
              
              
                
                
                
                
                
                        
                                症例 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    興味ある経過をとりし大腿骨巨態細胞腫の1例
                                    
                                    
                            
                            
                                    
                                    A interesting case of the giant-cell tumor on the femur
                                    
                                    
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                岡田 淸
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Kiyoshi OKADA
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1九州大学医学部整形外科学教室
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.157-159
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1954年3月20日
                  Published Date 1954/3/20
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201396
                
                - 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
或る一つの腫瘍を手術した場合,例えそれが良性のものであつても其の再発,転移,又は惡性変化に関して吾人は,非常なる関心を持つものである.その一つに骨に発生する良性巨態細胞腫がある.何故ならば本疾患は1818年Cooperの報告以来Lebert, Nelaton, Copeland,Bloodgood等幾多先人により臨床的,組織学的に検討論議されて来たが,未だ其の再発,転移及び惡性変化に関しては確たる結論は得られていない現状である.而して又斯の如き四肢の疾患の場合其の機能的治癒と言う事は非常に興味ある問題である.私は最近術後14年を経過せる大腿骨巨態細胞腫の1例に就いて其の治癒状況を精査し,いさゝか興味ある所見を得たので報告する.

Copyright © 1954, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.


