特集 上腹部外科臨床の進歩
胃及び膵体部併合手術後の臨床的経過
岡村 正
1
,
門田 可宗
1
Tadashi OKAMURA
1
,
Yoshitoki MONDEN
1
1山口縣立醫科大學外科學教室
1Public Department of Surgery Yamaguchi College Medical School at Yamaguchi-ken
pp.678-681
発行日 1952年11月10日
Published Date 1952/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201133
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1935年Whippleにより膵頭部癌の手術に劃期的な成功が報告されて以後,膵に対する手術は次第に進歩し,近来本邦に於ても,多くの成功例が報告されている.我々は胃疾患の膵に波及せる症例の胃及び膵の併合切除を行つた場合を中心として,膵に手術操作を加えた時に経驗した特有な術後の経過に就て報告したい.
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