Japanese
English
症例
腸重積症を疑わしめた急性限局性回腸炎の1例
A Case of Acute Regional Ileitis with an Impression of IntestinaL Invagination
柳川 多喜男
1
,
遠藤 徹
1
Takio YANAGAWA
1
,
Toru ENDO
1
1國立療養所柳井病院
1Yanai National Sanatorium
pp.445-446
発行日 1952年9月20日
Published Date 1952/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201086
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本症は1932年Crohn,Günzburg.Oppenheimer等によりRegional Ileitisとして始めて発表せられ,本邦にては1937年渡辺氏が限局性回腸炎症例2例を報告したのを嚆矢とする.吾々は最近生後2年11ヵ月の男兒に於て,手術前腸重積症を疑わしめ開腹の結果本症なることを確認し得た1例を経験したのでこゝに報告する.
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