特別講演
創傷治癒
バウアス W・F
pp.22-27
発行日 1947年8月20日
Published Date 1947/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200234
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序論
創傷治癒は外科醫に取つて密接な關係のある機轉であるが,最近迄ごく表面の注意しか拂はれて居なかつた。以前は創の破裂を恐れて患者を長くベットに置いたが,現在では早期離牀が安全に行はれるやうになつてゐる。外科醫はすべからく進歩し改良されつゝある創傷治癒に關する基本的の理解を深めるべきである。
私はこの問題につき,基礎的,實驗的及び臨牀的の色々な角度から話して見たいと思ふ。
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