増刊号 ERAS時代の周術期管理マニュアル
Ⅳ 術中・術後合併症とその管理
6.腎・尿路系
尿路感染症
渡邊 良平
1
,
草地 信也
1
Ryohei WATANABE
1
1東邦大学医療センター大橋病院外科
pp.312-317
発行日 2014年10月22日
Published Date 2014/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200066
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最近の知見と重要ポイント
□尿道カテーテル留置は,尿路感染症のリスクとなるため24時間以内に可能な限り抜去する.
□尿道カテーテル留置中に尿路感染症と診断されたときは,カテーテルを抜去もしくは交換後に抗菌薬を投与する.
□尿道カテーテルを留置しないことが,尿路感染症の最大の予防策であるが,留置が必要な患者では予防策を徹底する.
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