Japanese
English
特集 炎症性腸疾患のすべて―新しい治療戦略
〔クローン病〕
クローン病の外科治療 ①開腹手術
Surgery for Crohn's disease:open laparotomy
山本 隆行
1
Takayuki YAMAMOTO
1
1四日市社会保険病院IBDセンター
pp.1258-1263
発行日 2012年10月20日
Published Date 2012/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104251
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆症状の原因になっている主病変が手術適応であり,すべての病変が手術適応となるわけではない.
◆小腸を可能な限り温存する.広範囲切除の必要はなく,適応があれば狭窄形成術を用いる.
◆術後合併症のリスクが高い患者では,腸管吻合を避けたり,吻合を行った後にその口側に人工肛門(covering stoma)を造設する.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.