Japanese
English
特集 T4の癌―臓器別特性と治療戦略
甲状腺癌
Thyroid cancer
高見 博
1
Takami HIROSHI
1
1帝京大学医学部外科
pp.186-190
発行日 2011年2月20日
Published Date 2011/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103420
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【ポイント】
◆甲状腺分化癌の多くは予後良好であるが,なかには進行性,浸潤性で予後不良のものがある.しかし,それらの中でも一部のものを除けば,浸潤性は強くても遠隔転移能は強くなく,局所の積極的治療で延命とQOLが期待できる.さらに,外部照射により頸部遺残・再発腫瘍のコントロールが,131Ⅰ内用療法により小さな遠隔転移の縮小,消失が期待できる.
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