Japanese
English
臨床研究
腹膜外腔アプローチによる腹腔鏡下手術により修復された閉鎖孔ヘルニア8例の経験
Eights cases of obturator hernia performed laparoscopic mesh repair using a preperitoneal approach
荒巻 政憲
1
,
坪井 貞樹
1
,
鈴木 浩輔
1
,
平本 陽一朗
1
,
重光 祐司
2
Masanori ARAMAKI
1
1臼杵市医師会立コスモス病院外科
2黒木記念病院外科
キーワード:
閉鎖孔ヘルニア
,
腹腔鏡下手術
,
腹膜外腔アプローチ
Keyword:
閉鎖孔ヘルニア
,
腹腔鏡下手術
,
腹膜外腔アプローチ
pp.1393-1396
発行日 2006年10月20日
Published Date 2006/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100986
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
閉鎖孔ヘルニアは,以前は術前診断が困難で緊急開腹術となることが多い疾患であった1).当科では,鼠径部周辺ヘルニアに対する手術の第一選択として腹膜外腔アプローチによる腹腔鏡下ヘルニア手術(totally extraperitoneal preperitoneal repair:以下,TEPP)を行っている.
TEPPにて修復された閉鎖孔ヘルニアを8例経験し,その臨床的特徴とTEPPの有用性について検討したので報告する.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.