Japanese
English
臨床研究
腹腔鏡下腹壁瘢痕ヘルニア修復術の検討
Laparoscopic incisional hernia repair
堀野 敬
1
,
木村 正美
1
,
井上 光弘
1
,
久原 浩史
1
,
西村 卓祐
1
,
上村 邦紀
1
Kei HORINO
1
1健康保険人吉総合病院外科
キーワード:
腹腔鏡手術
,
腹壁瘢痕ヘルニア
,
PTFE
Keyword:
腹腔鏡手術
,
腹壁瘢痕ヘルニア
,
PTFE
pp.479-482
発行日 2005年4月20日
Published Date 2005/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100066
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
腹腔鏡下の腹壁瘢痕ヘルニア修復術は1993年にLeBlancら1)が報告して以来欧米を中心に広く行われている術式である.腹部手術後3~20%の症例に何らかの腹壁瘢痕ヘルニアを認めるとの報告2)もあり,高度肥満症例の頻度が高い欧米で特に本術式の需要が高まったと推察されるが,本邦では未だ保険適用となっておらず,一般術式として普及していないのが現状である.筆者らは2001年から本術式を採用し,良好な成績を得ているのでここに報告する.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.