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海外文献抄録
Propranolol plasma levels and relief of migraine-Relationship between plasma propranolol and 4-hydroxypropranolol concentrations and clinical effects/Cortelli P, Sacquegna T, Albani F, Baldrati A, D'Alessandro R, Bruzzi A and Lugaresi E/Arch Neurol 42: 46-48, 1985
大友 英一
pp.412-413
発行日 1985年4月1日
Published Date 1985/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205503
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血漿propranolol濃度と片頭痛の軽減—血漿propranolol濃度と4—hydroxypropranolol濃度および臨床効果との関連
Propranololは片頭痛患者の60〜80%に有効とされている。しかし2つの問題がある。一つは投与量が80〜240mg/日と大きく異なること,また症例により同じ経口投与量にもかかわらず,血中濃度が20倍も異なるという研究成績は説明できないことである。
女11,男11,19〜53歳の片頭痛22例を対象とした。片頭痛の持続は3年以上で週に1回以上の発作があり,以前にpropranololあるいは片頭痛予防のための他の薬物を服用したことのない例を選んだ。このうち5例は記録が不十分のため除外した。
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